chainer.functions.unpooling_2d(x, ksize, stride=None, pad=0, outsize=None, cover_all=True)[source]

二次元のプーリング処理の逆関数。

 

この関数はDeconvolution2Dに似た動作をしますが、入力した2次元配列の値をパラメータなしに、内積を行わずに広げます。

 

Parameters:
  • x (Variable) – 入力値
  • ksize (int or pair of ints) –プーリングウィンドウのサイズ。 ksize=kksize=(k, k) は等しい。
  • stride (int, pair of ints or None) – プーリング適用のストライド。 stride=sstride=(s, s) は等しい。  None が設定されている場合、プーリングウィンドウサイズと同じストライドを使用する。 
  • pad (int or pair of ints) –入力配列の空間的なパディング幅。  pad=ppad=(p, p) は等しい。
  • outsize (None or pair of ints) – 予期される処理後の出力配列サイズ(高さ、幅)。None,の場合、このサイズは入力配列のサイズ(高さ、もしくは幅)から、get_deconv_outsize()で計算される。 Noneではない値が設定されている場合、このoutsizeに get_conv_outsize() を適用した結果は、入力バッチ x.における二次元配列のshapeと等しくなければならない。
  • cover_all (bool) – Trueの場合、出力サイズは  cover_all が Falseの場合のサイズより小さくなる可能性がある。このフラグは全ての入力位置をカバーすることの可能なプーリング関数に一連の動作を提供します。max_pooling_2d()convolution_2d()もお読みください。
Returns:

出力値

Return type:

Variable