chainer.functions.gaussian_nll(x, mean, ln_var, reduce='sum')[source]

ガウス分布(正規分布)の負の対数尤度関数を計算する。

 

与えられた2つの変数のうち、 mean は μμ を表し、 ln_var は log(σ2)log⁡(σ2)を表します。この関数は、ガウス分布 N(μ,S)N(μ,S)上のxの負の対数尤度関数を要素毎に計算します。

logN(x;μ,σ2)=log((2π)D|S|)+12(xμ)S1(xμ),−log⁡N(x;μ,σ2)=log⁡((2π)D|S|)+12(x−μ)⊤S−1(x−μ),

ただし DD は  xx の次元、 SS は Sii=σ2iSii=σi2であるところの対角行列。

 

出力は reduceオプションの値に依って決まる変数。このオプションが、 'no'の場合、要素ごとの損失値を保持する。  'sum',が設定されている場合、合計された損失値を保持する。

 

Parameters:
Returns:

負の対数尤度を表す変数。 reduce が 'no', の場合、この出力値は入力値の1つ(すなわち両方)と同じshapeの変数を保持する。 'sum'の場合、出力値はスカラ値となる。

Return type:

Variable