chainer.functions.spatial_transformer_grid(theta, output_shape, **kwargs)[source]

二次元空間変成グリッド。

 

この関数は Spatial Transformer Networksで記述されたワープ変形を行う画像からサンプリングされたポイントの座標を生成する。

ワープ変形した画像中の指定された座標 (xti,yti)(xit,yit)、元画像からサンプリングした点 (xsi,ysi)(xis,yis) は下記の式で計算されます。

Note

cuDNN はversion 5.0.0.からSpatialTransformerGridをサポートしています。

(xsiysi)=(θ11θ21θ12θ22θ13θ23)xtiyti1(xisyis)=(θ11θ12θ13θ21θ22θ23)(xityit1)

表記法: これは次元を表す表記方です。

  • nn はバッチサイズ。
  • hOhO と wOwO は、出力画像の高さ(h)と幅(w)です。
Parameters:
  • theta (Variable) – shapeが (n,2,3)(n,2,3)の配列。 上述したワーピングに用いる 2×32×3 の行列のバッチ。
  • output_shape (tuple) – 2要素: hO,wOhO,wOのタプル。
Returns:

shapeが (n,2,hO,wO)(n,2,hO,wO) のVariable。2次元目においては、最初の要素はx座標であり、2番めの要素はy座標となる。画像上の座標は全て、[1,1][−1,1] の範囲にスケールされるつまり、座標 (1,1)(−1,−1) は入力画像の左上の角に相当する。

Return type:

Variable